産業カウンセラー試験 受験資格について (2020年3月24日更新)
産業カウンセラー試験の受験資格は下記の3つのいずれかに該当する場合となります。
① 成年に達した者で、協会もしくは協会が他に委託して行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座又は協会がこれと同等以上の水準にある者として指定した講座を修了した者
② 大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻(課程)の修了者であって、協会の指定する科目群の科目において、1科目を2単位以内として10科目以上、20単位以上を取得している者。ただし、D群からG群の科目による取得単位は6単位以内とする。
③ 社会人として週3日以上の職禦経験を通算3年以上有し、大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻(課程)の修了者であって、協会の指定する科目群の科目において、1科目を2単位以内として4科目以上、8単位以上を取得している者。ただし、D群からG群の科目による取得単位は2単位以内とする。
産業カウンセラー試験の受験資格のうち、「学士」による受験資格は、2016年度の試験をもって廃止となっていますが、2018年度の産業カウンセラー試験を受験した「学士」受験資格の方の受験は下記の通りとなります。
◆ 「学士」受験資格と試験結果について
産業カウンセラー試験を「学士」受験資格で受験された方で、以下に該当する方は、2020年度産業カウンセラー試験(2020年6月-7月、2021年1月予定)を受験していただけます。
2018年度産業カウンセラー試験において、「学科試験一部合格」または「実技試験一部合格」となった方
(2020年度まで受験可能)
2020年度 産業カウンセラー試験
「修士」受験資格判定について
産業カウンセラー試験を「修士」受験資格にてご希望の方は、受験資格判定の申請が必要です。申請は下記をご参照ください。
◆2018年度・2019年度の受験資格判定で「修士」による受験資格「有」となり、2018・2019年度の試験において一部合格の結果の方は、
受験資格判定の申請は不要です。一部合格者として受験申込みができます。
「修士」 受験資格について
大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻(課程)の卒業者であって、A群からG群までの科目群において、1科目を2単位以内として10科目以上、20単位以上を取得した者。ただし、D群からG群の科目による取得単位は6単位以内とする。
※下記科目群A~G群について、すべての群の科目の履修が必要ということではありません。
例えば、D群に該当する科目の履修がない場合でも、必要な科目数と単位数を満たしていれば、受験資格として認められます。
科目群について
A群: |
産業カウンセリング、カウンセリング、臨床心理学、心理療法各論(精神分析・行動療法など)
などの科目群 |
B群: |
カウンセリング演習 カウンセリング実習などの科目群 |
C群: |
人格心理学、心理アセスメント法などの科目群 |
D群: |
キャリア・カウンセリング、キャリア概論などの科目群 |
E群: |
産業心理学、産業・組織心理学、グループダイナミックス、人間関係論などの科目群 |
F群: |
労働法令の科目群 |
G群: |
精神医学、精神保健、精神衛生、心身医学、ストレス学、職場のメンタルヘルスなどの科目群 |
「修士」受験資格の追加について (2018年度の試験より)
2018年度産業カウンセラー試験より、「修士」受験資格に
「社会人としての職業経験を有し、大学院研究科において協会が定める科目数・単位数が認められた方」が追加になります。
「修士」受験資格の追加について (PDF)